要点
- wallet.mlx.app を開き、名前を決めて「パスキーで作成」を押します。Face ID または Touch ID でパスキーがデバイスに保存されます。
- yourname.mlx のような名前が、あなたの公開アドレスになります。早い者勝ちです。
- 24 語のリカバリーフレーズはすぐにバックアップしてください。パスキーとフレーズの両方をなくすと、誰もウォレットを復元できません。
- 同期されたパスキーでほかのデバイスでも同じウォレットを使えます。フレーズで復元することもできます。
1必要なもの
- パスキーを作成できるブラウザ:iPhone、iPad、Mac の Safari、または Chrome。
- パスキーのロックを解除する Face ID、Touch ID、またはデバイスのパスコード。
- iCloud キーチェーンや Google パスワードマネージャーなどのパスキー管理ツール。パスキーを保管し、ほかのデバイスに同期します。
- リカバリーフレーズを書き留める紙とペン。
2ウォレットを作成する手順
- wallet.mlx.app を開き、新しいウォレット を選びます。
- アカウント名 に名前を入力します。使えるのは 2〜32 文字の英小文字、数字、ハイフンで、先頭と末尾は英字か数字にします。ウォレットが .mlx を付け、その名前が使えるかどうかを表示します。treasury や support など、一部の名前は予約されています。
- パスキーで作成 を押し、Face ID または Touch ID で確認します。デバイスが mlx.app のパスキーを保存します。
- ウォレットが開き、あなたの名前で迎えてくれます。作成すると利用規約とプライバシーポリシーに同意したことになります。
名前は公開され、あとから変更できません。人に教えてもよい名前を選んでください。相手はこの名前を入力して、あなたに MLX や USDC を送ります。
3パスキーの役割
パスキーは、デバイスがパスキー管理ツールに保管するサインイン用の認証情報です。Apple のデバイスでは「パスワード」App に保存され、エンドツーエンドで暗号化された iCloud キーチェーンで同期され、Face ID または Touch ID でロックを解除します(Apple)。
MLX では、パスキーがウォレットの秘密を運びます。ウォレットを作成したときにデバイス上で生成された 32 バイトの乱数です。ロックを解除するたびに、ブラウザは Face ID または Touch ID の確認後にだけその秘密をウォレットのページに渡し、ウォレットがデバイス上でそこから署名鍵を導き出します。mlx.app のサーバーがそれを受け取ることはありません。詳しくは MLX ウォレットの仕組みをご覧ください。
4リカバリーフレーズをバックアップする
同じ秘密は 24 個の単語として書き表せます。この単語があれば、パスキーがなくてもどのデバイスでもウォレットを復元できるので、スマートフォンやパスキー管理ツールのアカウントを失ったときの命綱になります。
- 設定 を開きます。右上の歯車で、スマートフォンではバックアップが済むまでオレンジ色の点が付いています。セキュリティ の下の リカバリーフレーズ の行に まだバックアップされていません と表示されています。
- バックアップ を押し、画面を誰にも見られていないことを確かめてから フレーズを表示 を押します。
- 24 個の単語を順番どおりに書き留め、オフラインで保管します。それから 書き留めました を押します。
- ウォレットが尋ねる単語を控えを見ながら入力し、確認 を押します。行の表示がバックアップ済みに変わり、フレーズはいつでも再表示できます。
バックアップしたことは、それを行ったブラウザにだけ記録されます。そのため別のブラウザでは まだバックアップされていません と表示されることがあります。そのブラウザで控えを確認すれば表示は消えます。
5自動ロックとロック
ウォレットのロックが解除されている間、鍵はそのブラウザタブのセッションメモリに保持されます。タブを閉じるか、ロックすると消去されます。
- 設定の 自動ロック は、操作のない状態が続いたあとでウォレットをロックします。1 時間、1 日、30 日(初期設定)、または「しない」から選べます。
- ウォレットをロック は、いますぐタブから鍵を取り除きます。再び開くには パスキーで続ける を使います。
- パスキーをテスト は、このデバイスの Face ID または Touch ID でこのウォレットが開けるかを確認します。
6ほかのデバイスで使う、Mac をリンクする
別のスマートフォン、タブレット、パソコンで
wallet.mlx.app を開き、持っている を選んで パスキーで続ける を押します。パスキーがそのデバイスに同期されていれば、そのまま開きます。同期されていなければ リカバリーフレーズを使う を選び、24 個の単語を入力して ウォレットを復元 を押します。そのあと、設定の パスキーをテスト からそのデバイスにパスキーを追加できます。
iPhone と iPad 向けの MLX.app も、同じパスキーまたはリカバリーフレーズでサインインし、鍵をそのデバイスのキーチェーンに保管します。
Mac をリンクする
MLX Node をインストールし、パネルで Connect を押します。ウォレットにサインインして本人確認をし、(あなたの名前)にリンク を押して Mac を承認します。リンクした Mac は設定の Mac に一覧表示され、そこでリンクを解除できます。続きは Mac で MLX を稼ぎはじめるで説明しています。
7よくある質問
- MLX ウォレットに費用はかかりますか?
- かかりません。ウォレットの作成は無料で、ほかの MLX ウォレットへの MLX や USDC の送金は即時かつ無料です。USDC を Solana に出金するときは 1 USDC のネットワーク手数料がかかります。
- 始めるのにメールアドレスやシードフレーズは必要ですか?
- いいえ。名前とパスキーだけで始められます。24 語のリカバリーフレーズはウォレットと一緒に作られるので、作成したらすぐに設定からバックアップしてください。
- スマートフォンをなくしたらどうなりますか?
- パスキーが iCloud キーチェーンや Google パスワードマネージャーで同期されていれば、別のデバイスでサインインできます。同期されていなければ、リカバリーフレーズで復元します。どちらもなければ、誰もウォレットを復元できません。
- ウォレットの名前は変更できますか?
- できません。名前はアカウントを作成した時点で確定します。別の名前にしたい場合は、新しいウォレットを作って残高を移してください。
- MLX にパスキーをリセットしたり、ウォレットを復元したりしてもらえますか?
- できません。MLX はパスキーもウォレットの秘密もリカバリーフレーズも受け取らないので、ウォレットを復元することも、あなたの代わりに何かを動かすこともできません。
出典
- Applesupport.apple.com