ローカル AI で比べる M5 Ultra と RTX PRO 6000。

RTX PRO 6000 は M5 Ultra よりメモリの読み込みが約 49% 速く(1,792 GB/s 対 1,200 GB/s)、両方に収まるモデルなら約 49% 速く生成します。 M5 Ultra はモデルに約 384 GB、RTX PRO 6000 は約 95 GB 使えます。

M5 Ultra1,200 GB/s最大 512 GB · 61 個のモデルが快適RTX PRO 60001,792 GB/s最大 96 GB · 50 個のモデルが快適

並べて比較

M5 UltraRTX PRO 6000
種類Mac Studio (M5 Max or M5 Ultra)デスクトップ PC 用のグラフィックカード
メモリ容量96, 256, 512 GB96 GB
メモリ帯域幅1,200 GB/s1,792 GB/s
モデルに使える最大量約 384 GB約 95 GB
快適に動くモデル73 中 6173 中 50
実測: 生成179 tok/s274 tok/s
実測: プロンプトの読み込み4,945 tok/s14,855 tok/s

実測の行: llama.cpp の公開ベンチマークで Llama 2 7B Q4_0 を使った各マシンの最速の結果です。128 トークンの生成(tg128)と 512 トークンのプロンプトの読み込み(pp512)を、毎秒トークン数で示しています。Mac は Metal、RTX PRO 6000 は CUDA で実行。Apple Silicon の結果 · RTX PRO 6000 の結果 モデルに使えるメモリは、RTX PRO 6000 は専用の 96 GB から約 1 GB を引いた量、Mac はユニファイドメモリの約 75%(macOS の初期設定)として計算しています。

それぞれが勝つところ

  • 生成の速さ。 RTX PRO 6000 は M5 Ultra よりメモリの読み込みが約 49% 速く(1,792 GB/s 対 1,200 GB/s)、両方に収まるモデルなら約 49% 速く生成します。
  • モデルの大きさ。 M5 Ultra はモデルに約 384 GB、RTX PRO 6000 は約 95 GB 使えます。 人気のオープンモデル 73 個のうち、M5 Ultra では 61 個、RTX PRO 6000 では 50 個が快適に動きます。
  • 長いプロンプトの読み込み。 llama.cpp の実測では、RTX PRO 6000 がプロンプトを約 3 倍の速さで読み込みます(毎秒 14,855 対 4,945 トークン)。プロンプトの読み込みはメモリ帯域ではなく GPU の計算能力で決まり、長い文書やコードベースで最初の 1 語が出るまでの待ち時間を左右します。
  • ソフトウェア。 RTX PRO 6000 は NVIDIA の CUDA で動きます。学習用のコードや多くの画像・動画ツールを含め、AI ソフトウェアの多くはまず CUDA に対応します。Mac では代わりに MLX、llama.cpp の Metal バックエンド、PyTorch の MPS バックエンドでモデルを動かします。
  • まわりに必要なもの。 グラフィックカードには本体となる PC が必要で、専用の 96 GB が上限です。収まらないモデルは、はるかに遅い PC のメインメモリから一部を動かすか、2 枚目のカードに分ける必要があります。
  • Mac。 毎日使うコンピュータでもあり、Apple Silicon 向けの MLX Harness と MLX Node が動きます。

人気モデルでの速度

1 つの会話での毎秒トークン数です。各チップは最大のメモリ構成(512 GB と 96 GB)で、収まる最適なバージョンのモデルを使っています。

モデルM5 UltraRTX PRO 6000
Llama 3.1 8B Instruct8B64–113 8ビット95–169 8ビット
gpt-oss-20b21B · アクティブ 3.6B284–505 ネイティブ 4.25ビット424–755 ネイティブ 4.25ビット
Qwen3.6 35B A3B35B · アクティブ 3B169–300 8ビット252–448 8ビット
Qwen3.8 27B27B19–33 8ビット28–50 8ビット
Llama 3.3 70B Instruct70B14–24 4ビット11–19 8ビット
gpt-oss-120b117B · アクティブ 5.1B200–356 ネイティブ 4.25ビット299–531 ネイティブ 4.25ビット
Qwen3.5 122B A10B122B · アクティブ 10B51–91 8ビット144–256 4ビット
DeepSeek V4 Flash 0731284B · アクティブ 13B39–70 8ビット大きすぎ

よくある質問

LLM では RTX PRO 6000 のほうが M5 Ultra より速い?
RTX PRO 6000 は M5 Ultra よりメモリの読み込みが約 49% 速く(1,792 GB/s 対 1,200 GB/s)、両方に収まるモデルなら約 49% 速く生成します。 llama.cpp の実測では、RTX PRO 6000 がプロンプトを約 3 倍の速さで読み込みます(毎秒 14,855 対 4,945 トークン)。プロンプトの読み込みはメモリ帯域ではなく GPU の計算能力で決まり、長い文書やコードベースで最初の 1 語が出るまでの待ち時間を左右します。
M5 Ultra と RTX PRO 6000、大きなモデルを動かせるのはどっち?
M5 Ultra はモデルに約 384 GB、RTX PRO 6000 は約 95 GB 使えます。 人気のオープンモデル 73 個のうち、M5 Ultra では 61 個、RTX PRO 6000 では 50 個が快適に動きます。
MLX Node は RTX PRO 6000 で動きますか?
いいえ。MLX Node と MLX Harness は Apple の MLX フレームワークを使い、Apple Silicon 搭載の Mac でのみ動きます。

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計算方法

メモリ:モデルのパラメータを重みあたり 8、6、4、3、2 ビットで計算し、MLX のグループスケール(重みあたり 0.5 ビット)を加えたもの、またはネイティブ形式のサイズに、コンテキスト用の余裕を足しています。macOS は標準で、ユニファイドメモリの約 75% を GPU に使わせます。速度:メモリ帯域幅をトークンあたりの読み込みバイト数で割った値が、1 つの会話の上限です。llama.cpp の Apple Silicon 公開ベンチマークでは、実際の速度はその約 45%〜80% に達しており、その範囲を表示しています。これは実測ではなく推定です。ご自分の Mac は MLX Bench で測れます。モデルの数値は各公式モデルカード、チップの数値は Apple の技術仕様から。2026-10-19 確認。mlx.app/compare と同じデータです。

RTX PRO 6000 のデータ: NVIDIA: RTX PRO 6000 Blackwell Workstation Edition, NVIDIA: RTX PRO Desktop GPUs (compare table)。

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